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スリランカ基本情報

スリランカの基本情報と実体験ベースの情報を併記しました。渡航前の情報収集にご利用ください。ご質問もお気軽に。(2021年7月2日)

基本情報

首都:Sri Jayawardanapura Kotte スリジャヤワルダナプラコッテ

経済の中心:Colombo コロンボ

母国言語:シンハラ語 タミル語 共通語:英語

時差:日本より3時間半早い(日本朝9:00 スリランカ朝5:30)

人口:約2200万人

国土の広さ:65,000㎡(九州と四国を足したくらい)

2009年に内戦が終了し、急速に発展し、南西アジアでもアフリカを見据えたハブ拠点として発展が期待される南アジアの光る島(スリ=光る)(ランカ=島)

日本からの行き方

東京(成田)とスリランカの首都コロンボ(バンダラナイケ国際空港)との間は、スリランカ航空(UL)が直行便を運航しています(日本航空とコードシェア)。使用機材はA330-300。成田国際空港の第2ターミナルからの出発となります。成田国際空港からスリランカのバンダラナイケ国際空港までのフライト所要時間は、往路が9時間20分、復路は8時間50分 往復飛行機費用 シーズンにより異なるがエコノミー70,000円~110,000円程度 格安チケットが一番安いが時間変更ができないので、少し費用だしてもスリランカ航空の公式サイトで購入するほうが融通が利く。

直行便(成田のみ)
毎週木曜日、土曜日 スリランカ航空UL455便 JALとコードシェアしています。
成田発11:20 コロンボ着 17:20

毎週水曜日、金曜日 スリランカ航空UL454便 
コロンボ発19:15 成田着 翌日7:45

関西からの場合
直行便はなく、メジャーなルートは関空~バンコクや関空~香港でのトランジット。
時間も直行便の9時間程度に対して13時間程度。深夜、早朝に空港に着く場合が多く負担の大きい行程となります。兵庫県在住の私も余分に費用を出して前泊成田で行くことが多い。

通貨

LKR スリランカルピー

2021年5月12日 100LKR=55円
https://ja.exchange-rates.org/Rate/LKR/JPY

通貨価値おおよそ倍くらいの感覚になる。体感として現地の昼食が300~500LKRなので150円~250円。あくまで現地の食事。高級ホテル、日本食、観光客向けは安くはない。例としてコロンボヒルトンでおおよそシングル15,000円程度。地元スーパーで買いものをするとお金が減らない感じがします。

円、米ドルは市内の両替で両替可能。

滞在費用目安

行動する内容によって変わるが(航空券、宿泊除く)1日1万円を概算で組むと間違いがない。切り詰めればもちろん下げることが可能だが、海外は意外と財布からお金がでていく。安心予算という感じです。

携帯事情

空港でSIMを購入可能 3GB 1,000円くらいで購入可能。電波もほぼ問題なく全国利用できます。

宿泊について

高級ホテル
ヒルトン、シャングリラなど国際ブランドもあり、スリランカブランドのシナモン、キングスバリーなどは最高級で快適そのもの。もちろん費用も特級です。安心、快適を優先するならこちら(15,000円~)

国内ブランドホテル 
jetwing シナモンレッドなど 上記ほどではないが十分な快適さがある。しかし価格も中間なのでどちらかに振ったほうが(10,000円程度)割り切りできるかもしれない。

経済的ホテル
設備やサービスはローカルレベルだが割り切って使えば以外と快適。ダッチホスピタル付近のフェアウェイコロンボやスチュアートホテルなど利便性を考えた場合はお得(5,000円~)

プール付きのすこし都心から離れたローカルホテルやコンドミニアム
旅慣れした人向け。国内ハイクオリティブランドを目指しているがやはり個人レベルが多く初めての訪問で利用するにはそれなりに理解して使うべき。少し郊外や町中になるので移動も三輪車やタクシーとなる。
(5,000円~)

地方のホテル
基本はそれなりに覚悟は必要。名前の通ったところや明らかに高額なところは大丈夫。もちろん名門ホテルたくさんあります。ジェフリーバワのホテルは有名ですね。地方で価格重視でいくとびっくりすることはまず確定します。その選択は旅慣れた人向けです。

airbnbなどの個人貸し
完全に当たりはずれあり。ネット情報は半分くらいの信頼度で。数件利用したが快適そのものもあったり、これは無理。。というところもあった。しかしオーナーはほとんどがよい人ではあった。厳しいことは到着後の連絡手段。もちろん個人電話かけても現地語、英語。そこを軽く超えることが出来る人向け。メールでやり取りしたが悲惨な例もありました。。。

結論的には(個人の感想)

1周回って高級ホテルにしてます。理由は慣れない土地で、すこしのお金の差で疲労回復と安心を犠牲にはできないと考えます。健康、体力の維持が海外旅行では一番大切と考えます。とにかくスリランカは日本人にとって「暑い」ので疲労は自分がおもうより蓄積します。自分の家も借りてみましたがエアコンないと日本人はきついです。エアコンを日本のようにかけていると家賃以上の電気代が来ます。個人貸しの場合電気代は別のところがほとんどなので、追加費用に注意。(ウィークリーマンションでチェックアウト時、電気代が家賃の1/4くらい来ました。エアコンかけすぎました。)

気候

熱帯です。雨季と乾季があります。暑いです。たまに晴れた乾燥した日に影に入ったりするとアメリカ西海岸のさわやかさを感じるときはあります。日本人の平均としては絶えず汗が流れているという状態が正しいです。

スリランカの平均気温(ja.climate-data.org)

https://ja.climate-data.org/%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%82%A2/%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AB-256/

交通事情

自動車

中心地コロンボは例にもれず大渋滞、騒音です。暑さも相まってかなりバテます。ケチらずにタクシーがいいかも。近距離なら三輪車(スリーウィラー、トゥクトゥク)はありですが、15分以上コロンボ乗り回してると顔が排ガスでいい感じになります。uberも利用できるので、使える人はアリ。高速道路は日本がODAで作った路線もあり日本にいると錯覚する時もあります。郊外も都市近辺になると込みます。まだ島全体に幹線高速道路がすべてないので、北部や西部に移動する場合はかなり地道を進むことになります。少しづつ高速道路もできているので、南部(ゴール)に行く場合はかなり楽になっています。

鉄道

観光客にとって体験としては楽しいが足としてつかうにはキャンディ行きのエアコン車以外はすべて扇風機。そこを理解して使いましょう。少しローカルになると電車の扉がありません。なかなかにワイルドです。音楽を奏でるおじさん(超満員暑い電車内)やちょっとしたおやつ売り(超満員暑い電車内)が売り込みにきます。買ってみたりしましょう。

遠方(郊外)への移動

スリランカの名所は国際空港より距離があります。シギリアロック(中北部)、ゴール(南部)、キャンディ(中部)などです。公共交通でいけるのはキャンディ行列車が快適。シギリアではレンタカー(運転手付)、ゴールへは少し頑張れるなら長距離バスで移動できます。アヌラーダプラ(中北部)、トリンコマリー(西部)、ジャフナ(北部)、ヌワラエリア(中南部)などツアーでない場合は期間中レンタカーをハイヤーするのが少し費用かかりますが、快適です。というかそれしかできません。一部列車でいけますが、初めての場合はオススメできません。

食事について

さすが南国。辛くて甘いです。

スリランカカレー
スリランカ人にとって日本のお米と同じ立ち位置です。普段食です。高級から庶民の店までいくらでもあります。現地店に寄れば寄るほど辛くなります。いまだに辛いです。移動中のふらっとよったカレー本当においしいんですが辛いです。。。ネット情報やよく知る人に観光客向けのカレー屋さんを紹介してもらいましょう。手で食べるのがスリランカの人の日常ですが、無理する必要はありません。ホッパーやコットゥなどおいしい食事もあります。これは辛くないものもよくあります。

紅茶
スリランカといえば紅茶。セイロンティーです。観光客向けの紅茶は国家の威信をかけておいしいです。有名どころは値段と比例しておいしいです。私はゼスタという銘柄がシンプルで渋くなく好きです。
普段のスリランカの人の紅茶の位置づけは日本でいう麦茶などの通常飲料という位置づけです。気軽にのめますが観光客向けの紅茶はどこでのんでもおいしい!というイメージではありません。

日本食
だいぶ増えてきましたが日本国内のレストランなんて比較にならないくらい高いです。
一度、初スリランカの日本人の方に日本食で安心をということで案内したところは明細みたら吹いてしまいました。寿司2~3店、ラーメン1店、日本食店は古くから数件、国際ホテルではあるところはあります。

果物
新鮮で安いです。マンゴー、パイナップル、バナナ、パパイヤ 南アジア特産のウッドアップルはぜひ挑戦してください。市場、スーパーでいっぱい売ってます。場所によってはロードサイドではパイナップルをうっていてその場で切ってくれます。30~200LKR唐辛子をかけてくれます。その店の裏に豪邸がたってました。パイナップル御殿ありました。シーズンがありいつでもうっているわけではありません。

お酒
管理は結構厳しく、鉄格子付きの酒屋さんも多いです。観光客向けには空港内で自由に買えます。アラックというココナッツ原料のお酒あります。ぜひ試してください。

カシューナッツ
特産でしたが、主要輸出品目になり高騰し、現地の人には高い食べ物になってしまいました。スーパーでも高いです。観光地にカシューナッツ農地からとってきて直接パッキングしたものを売っている時があります。高いですが、農家直接なので、買ってもよいかとおもいます。

ホテル以外の食事
朝はファストフードのマックなどは意外と主要都市にはあります。ドミノピザもケンタッキーもあります。地元でいうとP&Sという揚げパンやサンドイッチ売っているところがあります。いまでも味をおもいだします。安くて癖になります。1つ50LKRくらい(25円)

甘いもの
甘いもの好きにはたまらないくらいケーキなどは甘いです。日本とはすこし文化がことなっておりケーキも冷えていない常温も多いです。砂糖なのに砂糖よりあまいと感じることがあります。

治安

結構な回数いっておりますが、命の危険を感じたのはテロの事件の日に空港に到着した時だけです。
それ以外は現地の友人と行動していたので危険なところに行ったり、あったりはしませんでした。
もちろん観光客をぼったりするタクシーや露店は世界中どこにでもありますしいます。いやな思いもしました。

私はスリランカの人は基本は人なつっこいと感じます。宗教が仏教というところも何か通ずるものも感じます。
若い人たちはとくにシャイです。(男子)油断は決していけませんが、ことさらに怖がる必要はないとおもいます。やはり現地をよく知っている人と同行するのが一番です。ツアーでバスに揺られるのも悪くありませんが、私たちのような現地ネットワークあるつながりでスリランカを回るのが一番たのしいとおもいます。海外に行く理由はそこの空気を感じに行く!ことですから。

随時追加していきます。
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